彼岸花の葉について
彼岸花は花が咲く時期には葉がありません。葉は花が終わた10月頃から生えてきてます。
ロゼット状で冬を越し、翌年の春頃には葉も枯れてしまいます。よって、葉が枯れて花がまた咲くまで、地上からは姿が全く見せません。
葉はとても細長く、深い緑色です。
葉の成長記録
下記、白花の彼岸花ですが自宅の庭にて葉が生えてくる記録を撮りました。
赤花の葉は、上記の写真のようにもう少し細いです。
2012/10/10 撮影
2012/10/25 撮影
2013/1/1 撮影
2013/3/16 撮影
春頃には葉が元気を無くし、葉が傾きだします。先端の方から徐々に枯れてきます。
2013/4/12 撮影
2013/5/8 撮影
2013/6/3 撮影
2013/9/12 撮影
2013/9/17 撮影
ヒガンバナは花と葉が同時に見られない??
ヒガンバナには「葉見ず花見ず」という別名があります。
何故かというと、ヒガンバナは花が終わり、枯れてしまった後に葉が生え、また葉が枯れてしまってから花が咲くため、花と葉の両者が同時に見られない事からこう呼ばれるようになったと云われます。
稀に花と葉が同時に出る
しかし、実は
極まれに花と葉が混生しているところを見ることができます。
花がほぼ終わり切った10月末頃に辛うじて生き残った花と、早めに生えてきた葉が一緒に見られる事があります。
下の写真が、その彼岸花の花と葉が同時に姿を現した様子です。
分かりにくいですが、よく見ると花の他に枯れてしまった花と茎以外に、葉が周りに生えてきています。